フェリオス
1989年:メーカー/ナムコ
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テーブルゲームが全盛期のころ
ナムコが世に送り出したシューティングゲーム。
操作は8方向レバー+1ボタン。
まずは、簡単なストーリーを紹介しよう。 |
* * *
かつて神々によって封印されていた最強の魔獣「デュポン」。
長い時を経て封印の力が弱まり
ついにデュポンは復活してしまった。
そしてデュポンは、月の女神「アルテミス」を
闇の儀式のためにさらっていった。
捕らわれの身となったアルテミスは
メデューサの力によって石化され、牢に閉じ
込められた。
その様子を水鏡によって知った、太陽紳「アポロン」。
愛用の鎧・剣を身に付けた彼は、アルテミスを救うため
空駆ける白馬「ペガサス」にまたがると
デュポンの配下たちの待つ神殿へと飛び立つのだった・・・
(えーと、手もとに正確な資料がなかったので、
記憶をもとにプロローグを書いてみました。
正確なストーリーをご存じの方、御一報くださいませ。)
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* * *
[ペガサスに乗ったアポロン]が、自機となるが
当たり判定は「アポロン」のみ。
敵や敵弾に触れると1ダメージ、
2回ダメージを受けると1ミスの残規制。
縦画面の縦スクロールシューティングだが、
ステージ展開により
「画面奥に向かって打つ3Dタイプ」のシーンや
洞窟状の通路を抜けるところでは
左右にもスクロールする場面もある。
1つだけのショットボタンは2つの役目をする。
まず、普通にボタンを連打すると
通常ショットが剣から発射される。
次に、ボタン押しっぱなしでパワーを溜める「溜め打ち」になる。
溜めた状態でボタンを離すと「溜めショット」が打ち出される。
当然こちらの方が威力は高い。
また、シューティングには付きもの?の
パワーアップアイテムも存在する。
画面内にときおり現れる「黄金のフクロウ」。
これを打つとパワーアップアイテムが出現する。
自機のスピードアップ、サブウェポン、オプションなどがある。
ちなみにこのフクロウ、アポロンが触れると1ミスとなる。
アルテミスからの贈物なのに。
システムについてはこのようなところである。
このゲームがただのシューティングなら
さして話題にのぼることもなかっただろう。
しかし、最大の特徴がゲーム雑誌に発表されたことが
このゲームに多くの客を引き付けた。
それは
ほぼ画面一杯に
アルテミスのグラフィックが出ること。
ただしこのグラフィックは、タダで出るのではなく
面クリアごとの、いわば「ご褒美」的なもの。
面数が進むほどに、「萌え〜」度が増していくのだ。
シューティングの苦手な者は
デモ画面の「石化したアルテミス」しか
拝むことができなかったものである。
この文章を書いている店長(MAX−MIO)も
自力では4面までしか進むことはできなかった。
ちなみに正式には全7面。
ではこれから、面クリア後に見られる
グラフィックおよびそこで聞ける
アルテミスの台詞を紹介してみよう。
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