クラッシュローラー
1981年発売・アルファ電子の作品
縦1画面のドットイートタイプのアクションゲーム。
操作系は、1レバーのみ。
プレイヤーはハケ(ブラシ?)。
一見するとテルテルボーズのようだが。
レバーを入れた方向に進み、通った道路に色を塗っていく。
画面内の道路をすべて塗りつぶせば1面クリア。
ゲーム感覚としては、「パックマン」そのものである。
もちろんそれを邪魔する敵がいる。
これまた「パックマン」のように”巣”から出てくる
モンスターが2匹。
その姿、例えるなら生物の教科書に出てくる
”プラナリア”のよう。
このキャラと接触すると、当然のごとく1ミス。
この敵を倒すには、画面内に1ヶ所だけある
「パワーローラー(正式名称は不明)」を使う。
この「パワーローラー」の上を通過すると
通常の2倍のスピードで移動でき、その際にモンスターと
ぶつかってもミスにはならず、逆にモンスターをローラーで
つぶすことができる。
ただし、置いてある場所の片側からしか乗ることができず
移動範囲は非常に短くて、約8キャラ分位の横移動しかできず
移動し終わると乗れる向きが変わるので
使い勝手がいいとはいえない。
しかし唯一の武器であり、得点源でもあるので重要ではある。
(同一面で連続してつぶすと
100点から倍倍になり9990点まで上がる)
あともう一つのお邪魔キャラがある。
画面には道路があり、背景として「ネコ」や「カエル」や
「ネズミ」「車」などが描かれているのだが
道路がある程度塗りつぶされた時点で、そのキャラのどれかが
突然背景から抜け出してくる
何をするかというと、せっかく塗った道路に「足跡」を
つけていってしまうのである。
当然その足跡も塗りつぶさなければならない。
ヘタに動かれるとえらく手間がかかり
ミスする確率が高くなるので注意が必要。
ちなみにこのお邪魔キャラは
ローラーを使わずに、じかにつぶすことが可能。
このゲームが出た当時、やはり「パックマンに似てるなぁ」と
思いつつプレイしたものである。
しかし、ゲーム開始時と面スタート時、そしてミスした時の
軽快な音楽がお気に入りだったのだ。
今でもそのメロディが頭に残っている。
もう一度、お目に掛かりたいゲームである。
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