クレイジークライマー ’80年 日本物産の作品
私が小学校3年の時に主にプレイしたゲーム。
2本のレバーを使い、ビルの最上階まで登ると1面クリア。
ビルのバリエーションは4種類。4面クリアすると1面に戻る、
当時は一般的なゲームパターンであった。
最初は1面もクリア出来ず、えらくしんどい思いをしたものです。
いまは亡きジイちゃんに、よくせがんでこのゲームをやりにいったのであります。
周りに「パックマン」や「ドンキーコング」が出てきてもひたすら
クレイジークライマーをやる自分がそこにいました。
なぜあそこまでこのゲームをやっていたのだろうか。
今にして思えば、クリアするという達成感をもっとも味わえるゲームで
あったからではなかったろうか。
そう、ビルを登るのも、山を登ることとそう大差はないはず・・
最上階に到達することによってそのビルを制覇。
こんなこと達成するのって、ゲームでしか体験できないじゃないか。
たかがゲーム。されどゲーム。
今のわたしのゲームに対する考えの基本が、この時に
出来上がっていたと、この頃思うのです。
「なぜ君は登るのか?」
「そこにビルがあるからさ」
なんてね。
ちなみに、このゲームの主人公がなぜビルを登っていたかというと・・・
「いろいろな山を制覇しつくしたクライマー。もはや登るべき目標の山がなく、
ふと目についた高層ビルの街。彼はそれを見て突然ビルの窓に手をかけ、
登り始めた・・・」
ということらしいです。
だから最上階でクライマーの救出のため、ヘリコプターが待っているんですね。
でもこのヘリコ、一定時間過ぎてもクライマーがつかまらないと、
あきらめてどっかにいってしまうんです。
家庭用への移植
SFCとPSに、「ニチブツアーケードクラシックス」として
移植されています。移植度は双方ともほぼ完璧。
今では手に入れにくいかな。
また、続編がPSで出ています。
「ハイパークレイジークライマー」
これの出来もなかなか良い。
一つ戻る
店内案内図へ