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いわずと知れた「セーラームーン」の最初に発売されたゲームで システムは横ベルトスクロール・ファイナルファイトタイプの 1人もしくは2人対多数のアクションゲーム。 ストーリー的には、アニメ版を下敷きにしてあり 原作者描き下ろしのオリジナル敵キャラも登場する。 操作は以下の通り。
Yボタン | 攻撃する。敵に当たって連打すると 連続攻撃になる。 この時、方向キーを上か下に 入れておくと、敵を投げる。 |
Bボタン | ジャンプする。方向キーとの組み合わせで 左右それぞれにジャンプできる。 |
Yボタン 押しっぱなし |
画面上方にある「ためゲージ」がたまり ゲージが一杯の時にボタンを放すと 「ため必殺技」が発動する。 ちなみに「ため」の速さは 各キャラ同じ。 |
Y+Bボタン 同時押し |
自分の周囲の敵を弾き飛ばす「同時押し必殺技」が 出せる。この技が敵に当たると、体力ゲージを 少し消耗する。 |
敵とうまく重なると、その敵をつかむことができる。 この時、Yボタンを押すと「ムーン」「マーズ」はつかみ技を 「マーキュリー」「ジュピター」「ヴィーナス」は投げ技を 出すことができる。方向キーを入れると、左右に投げ分けることが できる。「ムーン」「マーズ」はつかみ技を3回まで入れることが でき、2回までつかみ技を入れてから投げることもできる。 |
選べるキャラクターは、原作でメインメンバーの5人。 それぞれ性能に違いがあり、攻略もやや異なってくるのが特徴。 当然難易度も変わってくるので それによってキャラを選ぶのもよいが、やはり 個人の好みで選ぶ のが最も重要であると思う。 では、各キャラクターの性能別解説に移る。
セーラームーン![]() |
一応主人公キャラ。能力は平均的で 連続攻撃も隙がなく使いやすい。 敵をつかんで2回攻撃を入れ その後投げるのが基本の攻撃となる。 「ため必殺技」の出が最も遅いのが欠点か。 また、「同時押し必殺技」の出も 遅いのだがその分無敵時間は長い。 最初に使うにはおすすめ。 自分の中のランキング順位は 4位。 |
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セーラー マーキュリー ![]() |
世間一般では最も高い人気を誇る (と思われる)「亜美ちゃん」。 ある程度想像がつくかもしれないが 移動スピードが一番速く、攻撃力は最弱。 連続攻撃はムーンと同じく 隙がなく使いやすい。 敵をつかんでからは、投げ技しか出せないので 一体の敵には一度で大きなダメージを 与えにくく、後半ほど泣きをみる。 「ため必殺技」/「同時押し必殺技」の速さは 平均的。自分内順位は3位。 ファンなら使うべし。 |
セーラーマーズ![]() |
自分内順位5位の、「レイちゃん」 通常攻撃のリーチが最も長いのが特徴。 また、「ため必殺技」の出も速い。 ジャンプ力も5人中最大で 敵の攻撃をかわしやすい。 ただ、リーチが長い都合上 敵に割り込まれて攻撃を受けることも よくある。 個人的に、ダメージを受けた時の 「イタァッ!?」の声がいただけない。 ファンの方、ごめん。 |
セーラー ジュピター ![]() |
気は優しくて力持ち、ポニーテール最高ッス! 我が最愛のまこりん。 移動速度は最も遅いが それを補って余りある「攻撃力の高さ」。 バッタバッタと敵を倒していくその姿は 某ファイ○ルファイトの○ガー市長のよう。 「ため必殺技」・「同時押し必殺技」ともに 平均的な速さで使いやすい。 通常攻撃の「振りの遅さ」が弱点ではあるが そんなもん気にしてられるかー! 一般人気は低くとも自分内順位は TOPだ〜!! (店長暴走・失礼致しました) まこりんの部屋もどうぞ |
セーラー ヴィーナス ![]() |
トリを務めるは、「セーラーV]こと 「美奈子ちゃん」。リボンがいいねー 最大の特徴は、通常攻撃が他の4人と違って 「ヴィーナスラブミーチェーン」での 攻撃であること。 リーチは反則なほど長いが、その分 振りが遅いので、近くに寄ってきた敵には 非常にてこずることになる。 また、ジャンプ下攻撃 (ジャンプ中に方向キー下を押しながらY) この攻撃の当たり判定が大きく 飛び込む時にはかなり役にたつ。 あともう一つの隠れた特徴があり 「同時押し必殺技」の威力が 5人中最大であり、判定も強いこと。 彼女は自分内順位2位である。 |
隠しコマンドなど
・なかよしモード タイトル画面で「おぷしょん」にカーソルを合わせ Xボタンを押しながら選択。成功すれば 「な〜か〜よっし〜」と声がする。 レベル表示が「なかよし」になり、 ゲームをスタートさせると 「同時押し必殺技」を敵にいくら当てても 体力ゲージが減らなくなる。 ・同キャラで2Pプレイ タイトル画面で「ぷれいやー2」にカーソルを合わせ LボタンRボタンを押しながらスタートすると、 1P2Pともに同じキャラを使うことができる。 ただし、どちらも同じ色の服なので まぎらわしくなる。
このゲーム、キャラクターに安易に頼っているわけではなく、 ゲーム自体しっかりしている。 ファイナルファイトのようなゲームを少しでもやった者には すんなり入っていけるシステムで、なおかつ「ため必殺技」など かわった要素も取り入れて「セーラームーン」ぽさを うまく表現している。 ボスキャラとの闘い中、たまにつかめなくなったりするが 全体にやはりよくできたゲームだと わたしは思うのである。