美少女戦士セーラームーン

1993.8.27発売:エンジェルの作品
タイトル

いわずと知れた「セーラームーン」の最初に発売されたゲームで
システムは横ベルトスクロール・ファイナルファイトタイプの
1人もしくは2人対多数のアクションゲーム。
ストーリー的には、アニメ版を下敷きにしてあり
原作者描き下ろしのオリジナル敵キャラも登場する。

操作は以下の通り。
Yボタン 攻撃する。敵に当たって連打すると
連続攻撃になる。
この時、方向キーを上か下に
入れておくと、敵を投げる。
Bボタンジャンプする。方向キーとの組み合わせで
左右それぞれにジャンプできる。
Yボタン
押しっぱなし
画面上方にある「ためゲージ」がたまり
ゲージが一杯の時にボタンを放すと
「ため必殺技」が発動する。
ちなみに「ため」の速さは
各キャラ同じ。
Y+Bボタン
同時押し
自分の周囲の敵を弾き飛ばす「同時押し必殺技」が
出せる。この技が敵に当たると、体力ゲージを
少し消耗する。
敵とうまく重なると、その敵をつかむことができる。
この時、Yボタンを押すと「ムーン」「マーズ」はつかみ技を
「マーキュリー」「ジュピター」「ヴィーナス」は投げ技を
出すことができる。方向キーを入れると、左右に投げ分けることが
できる。「ムーン」「マーズ」はつかみ技を3回まで入れることが でき、2回までつかみ技を入れてから投げることもできる。

選べるキャラクターは、原作でメインメンバーの5人。
それぞれ性能に違いがあり、攻略もやや異なってくるのが特徴。
当然難易度も変わってくるので
それによってキャラを選ぶのもよいが、やはり

個人の好みで選ぶ

のが最も重要であると思う。

では、各キャラクターの性能別解説に移る。
セーラームーン
一応主人公キャラ。能力は平均的で
連続攻撃も隙がなく使いやすい。
敵をつかんで2回攻撃を入れ
その後投げるのが基本の攻撃となる。
「ため必殺技」の出が最も遅いのが欠点か。
また、「同時押し必殺技」の出も
遅いのだがその分無敵時間は長い。
最初に使うにはおすすめ。
自分の中のランキング順位は
4位。
セーラー
マーキュリー
世間一般では最も高い人気を誇る
(と思われる)「亜美ちゃん」。
ある程度想像がつくかもしれないが
移動スピードが一番速く、攻撃力は最弱。
連続攻撃はムーンと同じく
隙がなく使いやすい。
敵をつかんでからは、投げ技しか出せないので
一体の敵には一度で大きなダメージを
与えにくく、後半ほど泣きをみる。
「ため必殺技」/「同時押し必殺技」の速さは
平均的。自分内順位は3位。
ファンなら使うべし。
セーラーマーズ
自分内順位5位の、「レイちゃん」
通常攻撃のリーチが最も長いのが特徴。
また、「ため必殺技」の出も速い。
ジャンプ力も5人中最大で
敵の攻撃をかわしやすい。
ただ、リーチが長い都合上
敵に割り込まれて攻撃を受けることも
よくある。
個人的に、ダメージを受けた時の
「イタァッ!?」の声がいただけない。
ファンの方、ごめん。
セーラー
ジュピター
気は優しくて力持ち、ポニーテール最高ッス!
我が最愛のまこりん
移動速度は最も遅いが
それを補って余りある「攻撃力の高さ」。
バッタバッタと敵を倒していくその姿は
某ファイ○ルファイトの○ガー市長のよう。
「ため必殺技」・「同時押し必殺技」ともに
平均的な速さで使いやすい。
通常攻撃の「振りの遅さ」が弱点ではあるが
そんなもん気にしてられるかー!
一般人気は低くとも自分内順位は
TOPだ〜!!
(店長暴走・失礼致しました)
まこりんの部屋もどうぞ
セーラー
ヴィーナス
トリを務めるは、「セーラーV]こと
「美奈子ちゃん」。リボンがいいねー
最大の特徴は、通常攻撃が他の4人と違って
「ヴィーナスラブミーチェーン」での
攻撃であること。
リーチは反則なほど長いが、その分
振りが遅いので、近くに寄ってきた敵には
非常にてこずることになる。
また、ジャンプ下攻撃
(ジャンプ中に方向キー下を押しながらY)
この攻撃の当たり判定が大きく
飛び込む時にはかなり役にたつ。
あともう一つの隠れた特徴があり
「同時押し必殺技」の威力が
5人中最大であり、判定も強いこと。
彼女は自分内順位2位である。

隠しコマンドなど

・なかよしモード  タイトル画面で「おぷしょん」にカーソルを合わせ  Xボタンを押しながら選択。成功すれば  「な〜か〜よっし〜」と声がする。  レベル表示が「なかよし」になり、  ゲームをスタートさせると  「同時押し必殺技」を敵にいくら当てても  体力ゲージが減らなくなる。 ・同キャラで2Pプレイ  タイトル画面で「ぷれいやー2」にカーソルを合わせ  LボタンRボタンを押しながらスタートすると、  1P2Pともに同じキャラを使うことができる。  ただし、どちらも同じ色の服なので  まぎらわしくなる。
 このゲーム、キャラクターに安易に頼っているわけではなく、 ゲーム自体しっかりしている。 ファイナルファイトのようなゲームを少しでもやった者には すんなり入っていけるシステムで、なおかつ「ため必殺技」など かわった要素も取り入れて「セーラームーン」ぽさを うまく表現している。 ボスキャラとの闘い中、たまにつかめなくなったりするが 全体にやはりよくできたゲームだと わたしは思うのである。


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